2012年 03月 18日
山口『旭酒造』の「獺祭 純米大吟醸50」 |
純米吟醸と、純米大吟醸。
いわゆる「ランク」でいえば、
純米大吟醸のほうが上なのでしょう。
たしかに、米を磨けば磨くほど、
香りも味も洗練され、際立ったものになります。
透明感もあって、すごくおいしい。おいしさがわかりやすい。
けれど、それは一方で、
「当たり障りない」味であるようにも感じられて。
だから私は、純米吟醸を好んでよく飲みます。
が、中には何度も飲んでしまう大吟醸も。
その一つが、山口『旭酒造』の「獺祭」。
究極の大吟醸ともいえる「獺祭 磨き二割三分」も好きですが、
今日は「獺祭 大吟醸50」を。
ぽんと開栓したときに立ちあがってくる上立ち香。
その迫力というか密度というか。
とにかくその濃さが、まずすごい。
飲むとその香りが明確な重みをもって、
ごくごくと流れ込んできます。
米のキレのいい香り。
青いバナナを思わせる果実の香り。
そして、苦みや辛みのない、ピーマンのようなさわやかさも。
青いバナナといっても、
決して「熟していない物足りなさ」ではないのです。
今から熟すからこその「上り調子」なかんじ。
意気揚々としたかんじ。
軽やかなんだけれど推進力のあるかんじ。
力強いさわやかさを感じるのです。
そして、ほどよい酸が、「気をつけ!」と号令をかけてくれていて。
全体をさりげなくまとめてくれているから、
濃密なのに、決して変にたまっていかないのもいいのです。
これまで何度飲んだことか。
そしてきっと、これからも何度もお世話になります。
いわゆる「ランク」でいえば、
純米大吟醸のほうが上なのでしょう。
たしかに、米を磨けば磨くほど、
香りも味も洗練され、際立ったものになります。
透明感もあって、すごくおいしい。おいしさがわかりやすい。
けれど、それは一方で、
「当たり障りない」味であるようにも感じられて。
だから私は、純米吟醸を好んでよく飲みます。
が、中には何度も飲んでしまう大吟醸も。
その一つが、山口『旭酒造』の「獺祭」。
究極の大吟醸ともいえる「獺祭 磨き二割三分」も好きですが、
今日は「獺祭 大吟醸50」を。
ぽんと開栓したときに立ちあがってくる上立ち香。
その迫力というか密度というか。
とにかくその濃さが、まずすごい。
飲むとその香りが明確な重みをもって、
ごくごくと流れ込んできます。
米のキレのいい香り。
青いバナナを思わせる果実の香り。
そして、苦みや辛みのない、ピーマンのようなさわやかさも。
青いバナナといっても、
決して「熟していない物足りなさ」ではないのです。
今から熟すからこその「上り調子」なかんじ。
意気揚々としたかんじ。
軽やかなんだけれど推進力のあるかんじ。
力強いさわやかさを感じるのです。
そして、ほどよい酸が、「気をつけ!」と号令をかけてくれていて。
全体をさりげなくまとめてくれているから、
濃密なのに、決して変にたまっていかないのもいいのです。
これまで何度飲んだことか。
そしてきっと、これからも何度もお世話になります。
by satsuki-y
| 2012-03-18 01:41
| 食(飲み物)